“High throughput single cell counting in droplet-based microfluidics.”
ドロップレット(液滴)によって単離した細胞を正確にカウントするLIF(レーザー誘起蛍光法)ベースの手法です。データ収集と分析は、短時間(データセットごと〜20分)で大量のデータを分析が可能です。原理の証明として、接着性ヒト細胞、非接着ヒト細胞(〜10μm直径)および細菌(〜1μm直径)のドロップレット化を行っています。ドロップレットベースのマイクロ流体シングルセル(1細胞)研究の改善に役立つと思われます。
今後はこの様な計測機能がドロップレット作製装置と一体になるとことを期待したいです。通常のFACS装置と同じような感じですが、ドロップレットで単離した状態の細胞サンプルを通常のFACS装置で簡単に流せないことやゲーティング設定の手間などを考えると、この論文のような手法を取り込んだマイクロ流体装置の方が便利かもしれません。
シングルセルドロップレット単離はマイクロ流体技術JP – NTサイエンス。